2025年9月の記事一覧
「今」借主が求める住宅設備とは?
アパート・マンション経営を成功させるためには、空室をなくし、安定した家賃収入を確保することが不可欠です。そのためには、入居者が「住みたい!」と思える魅力的な物件にすることが重要になります。
しかし、一口に「魅力的な物件」と言っても、時代とともに借主のニーズは変化しています。かつては当たり前だった設備が、今では必須ではなくなっていることも。逆に、以前はなかった新しい設備が、入居者にとっての「決め手」になっていることも少なくありません。
今回は、現代の借主が本当に求めている住宅設備と、その中でも特に人気のトレンド設備についてご紹介します。
【借主に喜ばれる定番の住宅設備】
まずは、多くの入居者にとって「これがないと困る」と感じる、いわば物件選びの必須条件とも言える設備から見ていきましょう。これらの設備が揃っていないと、内見までたどり着くことすら難しいかもしれません。
1. 独立洗面台
独立した洗面台は、今や単身者向け物件でも当たり前の設備になりつつあります。バスルームと一緒になっている「ユニットバス」は、スペースは節約できるものの、使い勝手の面で敬遠されがちです。
独立洗面台は、朝の身支度をスムーズにするだけでなく、友人や恋人が訪れた際にも気兼ねなく使ってもらえるため、プライベートな空間を大切にしたい現代の借主にとって、非常に重要なポイントです。
2. 温水洗浄便座(ウォシュレット)
かつては高級物件のイメージが強かった温水洗浄便座ですが、今では一般的な設備として広く普及しています。設置されていない物件は「古そう」「手抜き」といったネガティブな印象を与えかねません。
賃貸物件用の温水洗浄便座は、比較的安価に導入できるものも増えています。入居率アップに直結する費用対効果の高い設備投資と言えるでしょう。
3. オートロック・モニター付きインターホン
セキュリティは、特に女性や小さなお子さんがいる世帯にとって、物件を選ぶ際の最重要項目の一つです。
オートロックやモニター付きインターホンは、不審者の侵入を防ぎ、安全な暮らしを守るための設備です。内見時にはもちろん、インターネット上の物件情報を見た段階で、これらの設備の有無は必ずチェックされます。
4. 宅配ボックス
インターネット通販の利用が一般的になった現代では、宅配ボックスはもはや欠かせない設備です。
日中留守にしがちな単身者や共働き世帯にとって、再配達の手間を省ける宅配ボックスは非常にありがたい存在です。再配達の依頼や、ドライバーの在宅確認連絡がなくなることで、プライバシー保護にも役立ちます。
【ライバルと差をつける住宅設備】
定番設備を押さえた上で、さらにライバル物件と差をつけ、入居者に「ここに住みたい!」と思わせるためのプラスアルファの魅力となる設備をご紹介します。
1. インターネット無料設備
インターネットがライフラインとなった現代において、「Wi-Fi完備」「インターネット無料」は、物件の大きなアピールポイントとなります。
入居者からすれば、面倒な回線契約の手続きが不要で、入居したその日からインターネットを使えるのは大きなメリットです。オーナー様にとっても、入居者募集の際の強力な武器となります。
2. 浴室乾燥機
「浴室乾燥機」は、単なる乾燥機能だけでなく、衣類乾燥やカビ防止、暖房機能など、多岐にわたるメリットをもたらします。
特に梅雨時や花粉の時期、さらには夜間の洗濯が多い単身者にとって、部屋干しのスペースを気にすることなく洗濯物を乾かせるのは非常に便利です。また、バスルームのカビ防止にもなるため、物件の維持管理の面でもメリットがあります。
3. 追い焚き機能
追い焚き機能は、特に冬場や複数人で暮らす世帯にとって、非常に重宝される設備です。
一度沸かしたお湯を温め直せるため、入浴時間がバラバラでも、いつでも温かいお風呂に入ることができます。また、ガス代の節約にもつながるため、経済的なメリットも入居者へのアピールポイントとなります。
★まとめ
今回の記事でご紹介した設備は、あくまで一例です。大切なのは、「ターゲットとする入居者が何を求めているか」を常に考え、時代のニーズに合わせて物件をアップデートしていくことです。
例えば、
- 単身者向け物件なら、セキュリティやインターネット環境を重視
- ファミリー向け物件なら、追い焚き機能や広い収納スペース、駐車場などを充実
させるなど、物件の特性やターゲットに合わせて、最適な設備投資を検討することが重要です。
もし「自分の物件にはどんな設備が必要だろう?」とお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。入居者様の心をつかむための、最適なご提案をさせていただきます。

改修工事は未来への「先行投資」です!
賃貸物件を所有するオーナーの皆様、日々の賃貸経営お疲れ様です。家賃収入を安定させ、入居率を維持するために、どのような対策をされていますか?
多くのオーナー様は、空室が出ないよう、日頃から建物の清掃やメンテナンスに気を配られていることでしょう。しかし、それだけでは十分とは言えません。長期的に安定した賃貸経営を実現するには、建物の価値を維持・向上させるための「定期的な改修工事」が不可欠です。
改修工事と聞くと、「高額な費用がかかる」「入居者への説明が面倒」といったネガティブなイメージをお持ちかもしれません。しかし、改修工事を怠ると、より大きなリスクとコストを招くことになります。
この記事では、なぜ定期的な改修工事が重要なのか、その具体的なメリットと、工事を検討する際のポイントについてお話しします。
【なぜ改修工事が必要なのか?】
建物は、時間とともに劣化します。風雨や紫外線、気温の変化にさらされることで、外壁のひび割れ、屋根の防水機能の低下、配管の錆びつきなどが進行します。これらの劣化を放置すると、以下のような問題が発生します。
1.建物の安全性低下と資産価値の減少
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- ひび割れた外壁から雨水が浸入し、建物の構造体を腐食させる可能性があります。
- 屋根からの雨漏りは、建物の躯体に深刻なダメージを与え、最悪の場合、大規模な補修が必要になります。
- 劣化が進んだ建物は、入居者だけでなく、周辺住民にも危険を及ぼす可能性があります。
- 資産価値が下がり、売却時に希望する価格での取引が難しくなることもあります。
2.入居者の退去と空室の増加
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- 老朽化した物件は、入居者にとって住みにくいだけでなく、不安感を与えます。
- 雨漏りや水回りのトラブルが頻発すれば、入居者は不満を募らせ、退去を検討するでしょう。
- 内見者が「古くて暗い」「清潔感がない」と感じれば、入居を決めてもらえません。
- 結果として、空室が増え、家賃収入が減少するという悪循環に陥ります。
3.突発的な高額出費のリスク
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- 計画的な改修工事を怠ると、ある日突然、雨漏りや設備の故障といった大きなトラブルが発生するリスクが高まります。
- 突発的な修繕は、事前の資金計画が立てにくく、オーナー様の経営を圧迫します。
【定期的な改修工事がもたらす4つのメリット】
では、定期的な改修工事を行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット1:建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させる
改修工事は、単なる修繕ではありません。劣化した部分を早期に補修し、建物の性能を回復させることで、建物の寿命を大きく延ばすことができます。
特に、外壁塗装や屋根の防水工事は、建物の「外」を守る重要な工事です。これらの工事を定期的に行うことで、雨風や紫外線から建物を守り、躯体の劣化を防ぐことができます。これにより、築年数が経っても高い資産価値を維持し、将来的な売却も有利に進めることが可能になります。
メリット2:入居率の向上と家賃設定の適正化
外観がきれいな物件、設備が充実した物件は、内見者にとって魅力的に映ります。最新の設備(インターホン、宅配ボックス、インターネット回線など)を導入したり、共有スペース(エントランス、廊下)をきれいにしたりすることで、物件の魅力を高め、入居率を向上させることができます。
また、周囲の競合物件と比較して優位性があれば、家賃を適正な水準に保つことも可能です。場合によっては、家賃の値上げ交渉もスムーズに進むことがあります。
メリット3:計画的な資金準備とコスト削減
改修工事は、建物の種類や築年数、前回の工事からの経過年数などを考慮して、計画的に行うことが可能です。
「5年後には外壁塗装、10年後には屋根防水工事」といった長期修繕計画を立てておけば、必要な費用を事前に積み立てることができます。これにより、突発的な出費に悩まされることがなくなり、精神的な負担も軽減されます。また、一度に複数の工事をまとめて行うことで、個別に業者を手配するよりもコストを抑えられる場合もあります。
メリット4:入居者の満足度向上とトラブル防止
改修工事は、建物の見栄えを良くするだけでなく、住環境の快適性を高めます。
例えば、
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- エントランスの改修:オートロックや宅配ボックスの設置で利便性とセキュリティが向上します。
- 共用廊下の照明交換:LED照明にすることで、明るく安心感のある空間になります。
- 設備の入れ替え:古くなった給湯器やエアコンを交換することで、入居者の不満を解消できます。
入居者が「この物件に住み続けたい」と感じれば、長期入居につながり、退去・募集にかかるコストを削減できます。また、事前にトラブルの種を取り除いておくことで、入居者からのクレームや緊急対応に追われることも少なくなります。
まとめ:改修工事は未来への「先行投資」です!
改修工事は、その場限りの出費ではなく、安定した賃貸経営を続けるための「先行投資」です。
目の前のコストだけにとらわれず、将来の空室リスクや突発的な出費を防ぐための重要な経営判断として、ぜひ定期的な改修工事を検討してみてください。
まずは、お持ちの物件が築何年で、どの部分が劣化しているのか、現状を把握することから始めてみましょう。信頼できる専門業者に相談し、無料診断を依頼するのも一つの手です。
物件の価値を最大限に引き出し、長期にわたる安定経営を実現するために、今一度、建物の「健康診断」をしてみませんか。
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皆様からのご連絡をお待ちしております♪

ユルメシ会
9/19、約3か月ぶりのユルメシ会が屋上で開催されました。
恒例のバーベキューとテントサウナを行い、
リフレッシュしながら交流を深めることができました。
また、今回は採用動画の撮影も兼ねており、
準備の段階からカメラを回していました。
合間には社員インタビューを実施し、
働き甲斐や当社の魅力についてリアルな声を聞くことができました。
インタビューの様子などは、後日SNSにて公開予定です!








ベトナム人社員_アインの近況
先月中旬、栃木県にある「職人道場」での1ヶ月にわたる研修を終え、
元気に福山に戻ってきたアインですが、
研修前と同様、引き続き先輩社員と一緒に現場作業を頑張っています。
昨日の午後は珍しく事務所に戻ってきたので、
何をしているのかと外に出てみると、
現場で使用していたホワイトボードの掲示物を剥がし、
次の現場に向けて準備をしているところでした。
今は自分で車の運転をして移動もできるようで、
とても頼もしく思います。
この素敵な笑顔を絶やさず、頑張って欲しいです☺



市内マンション_漏水箇所調査
給水配管からの漏水を水道局から指摘された
福山市内のマンション管理組合様からのご相談で、
今週の月曜日から漏水箇所の調査を行っています。
写真は2日目の状況ですが、探すといっても、
図面から推測して埋まっている給水の配管を探すので、
まるで宝探しのようです。
あいにく1日目、2日目は漏水箇所の特定には至らず、
本日3日目は別の箇所を探索しております。
駐車場内を掘り起こしておりますので、
ご入居者様には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、
不具合解消のためにも引き続き頑張ります。


市内高等学校~屋上防水改修工事②~
前回の続きです。
市内高等学校の屋上防水改修工事が完了いたしました。
昨日社内検査を実施しましたが、端部まで綺麗に仕上がっており、
ご担当者様からも感謝の言葉をいただきました☺
他にもお困りごとがあるとのことで、
引き続きご協力させていただきます。
暑い中ご尽力いただきましたパートナー業者の皆様、
誠にありがとうございました!
【改修前】

【改修後】

市内高等学校~屋上防水改修工事①~
先週から市内高等学校の屋上で、シート防水の改修を行っております。
こちら、以前から雨漏りはしていたようですが、
誰でも容易に確認に行ける場所ではなかったため、
対処が遅れたのだと思います。

弊社にご依頼いただきましたので、今回の補修でしっかりと解消したいと思います。
なお工事は本日が最終日となり、現在は端部のシーリング押さえと、
シート端部の熱溶着を行っております。
本日も暑い一日となりそうですが、最後まで安全に作業してまいります。

















