家賃を下げずに空室を埋める方法|賃貸オーナーが見直すべきポイント



「入居者募集」看板+アパート外観



家賃の値下げは「最後の一手」です

家賃を下げれば空室が埋まりやすくなることはあります。

ただし、下げた家賃はその後もずっと続きます。毎月の収入が減り、長期的に経営を圧迫することになります。

また、値下げして新規入居者が入ると、既存の入居者から「うちも下げてほしい」と要望が出ることもあります。

安易な値下げは、収益全体に影響します。まず他の手段を試してから、最後の選択肢として検討してください。





値下げ前に見直せること

 

① 内装に少し手を加える


部分的に内装を整えた賃貸物件の室内

クロスの張り替えや床材の補修など、部分的な手入れでも部屋の印象は大きく変わります。

「古い」「汚い」という印象が空室の原因になっている場合、比較的低コストで改善できます。

全面リフォームでなくても、気になる箇所だけ手を入れるだけで効果が出ることがあります。




② 設備を1つ追加する


宅配ボックスを設置した賃貸物件の共用部


宅配ボックス、LEDへの照明交換、無料Wi-Fiの導入。

こうした設備は、入居者が物件を選ぶ際の重要な判断材料になっています。

大きな工事をしなくても、1つ追加するだけで他の物件との差別化につながります。





③ 募集写真・文章を見直す


スマートフォンで賃貸物件情報を見る入居希望者

現代の入居希望者の多くは、インターネットで物件を探します。

掲載している写真が暗い、古い、少ない、といった状態では、内見まで進んでもらえません。

写真を撮り直す、間取り図をわかりやすくする、説明文を整える。こうした見直しは費用をほとんどかけずにできます。

 

 

④ 管理会社に現状を確認する



空室が続いている理由を、管理会社に直接聞いてみてください。

「問い合わせはあるが内見に至らない」のか、「そもそも問い合わせが少ない」のかによって、対策が変わります。

現状を把握することが、的外れな対策を避ける第一歩です。





どこから手をつければいいか

 
空室対策を整理しながら確認する様子

対策は、費用と手間が少ないものから順に試すのが基本です。


【まず試したいこと】
✔ 管理会社に現状を確認する(費用ゼロ)
✔ 募集写真・文章を見直す(費用ほぼゼロ)


【次に検討したいこと】
✔ 設備を1つ追加する(数万円〜)
✔ 内装に部分的に手を加える(数万円〜)


【最後の手段】
✔ 家賃の値下げ
この順番で動くことで、無駄な出費を防ぎながら空室改善につながります。



まとめ


家賃の値下げは一度すると元に戻しにくく、収益全体に影響します。
内装・設備・募集方法など、値下げ前に見直せることがあります。
費用と手間が少ないものから順に試すことが大切です。 


気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

アパートの古い印象を改善するポイントについては、こちらの記事でもご紹介しています。