アパートの雨漏り・天井シミの原因はコーキング劣化?梅雨明けに動くべき理由
「アパートやマンションで梅雨の時期に、天井のシミや雨漏りに初めて気づいた。」
そんなご相談が増える季節です。
原因の多くはコーキングの劣化で、放置すると建物へのダメージが広がります。
梅雨明けが、動くべきタイミングです。
梅雨の入居者心理ついては、梅雨に退去が増える?アパートオーナーが知っておきたい入居者心理と空室対策でも詳しく解説しています。
梅雨に雨漏りやシミが出やすいのはなぜですか?
梅雨の時期は雨が続くため、普段は気づかなかった建物の不具合が表面化しやすくなります。
天井にシミが出た、雨の日だけ水がにじむ、といったご相談がこの時期に集中するのはそのためです。
雨漏りは梅雨になって突然起きるものではありません。
じわじわと進んでいた劣化が、雨量の多いこの季節に症状として現れます。
雨漏りの原因のほとんどはコーキングの劣化です


コーキングとは何ですか?
コーキングとは、外壁や窓まわりの「継ぎ目」を埋めている充填材のことです。
建物の隙間をふさいで、雨水の侵入を防ぐ役割を果たしています。シーリングとも呼ばれます。
なぜ劣化するのですか?
コーキングは、紫外線・雨風・気温の変化を毎日受け続けるため、年数とともに細くなったり、ひび割れたりしていきます。
特に窓のサッシまわりや外壁の目地部分は劣化が早く、そこから雨水が入り込むことで雨漏りにつながります。
劣化しているかどうか、どうすればわかりますか?
外壁や窓まわりの継ぎ目をよく見ると、ひび割れ・肉やせ(細くなっている状態)・黒ずみ・隙間などのサインが出ていることがあります。
ただし、雨漏りの侵入箇所は専門家でも特定が難しいケースがあります。
シミや水のにじみが出たら、早めに専門家に確認してもらうことをおすすめします。
雨漏りはオーナーが対応する必要がありますか?
はい。建物の劣化や損傷が原因の雨漏りは、基本的にオーナーの対応範囲です。
民法第606条では、賃貸人は賃貸物の使用に必要な修繕をする義務を負うと定められています。
入居者さんから報告があった場合は、速やかに対応することが求められます。
また、放置していると木材の腐敗やカビの発生につながり、修繕費用がさらに大きくなります。
気づいたタイミングで動くことが、結果的にコストを抑えることになります。
梅雨明けが、動くタイミングです
外壁や継ぎ目が乾燥していることが、工事の前提となるためです。
雨が多い梅雨のあいだは、日程が組みにくく、業者も動きにくい季節です。
今の時期にシミや雨漏りに気づいたオーナーさんは、梅雨明け後すぐに動けるよう、今のうちから準備しておくことをおすすめします。
梅雨明けにやること、3つのステップ
ステップ1:管理会社に状況を確認する
まず管理会社に連絡し、シミや雨漏りの場所と状態を共有してください。
入居者さんからすでに報告が上がっている場合もあります。現状を把握することが最初の一歩です。
写真を撮って送っておくと、管理会社や業者とのやり取りがスムーズになります。
ステップ2:専門家に現地を見てもらう
コーキングの劣化や雨漏りの侵入箇所は、見た目だけでは判断が難しいことがあります。
専門家に実際に見てもらい、どこが原因かを確認してもらいましょう。
自己判断で応急処置をすると、かえって原因箇所の特定が難しくなることもあるため、まず診てもらうことが大切です。
ステップ3:梅雨明け後すぐに工事の日程を押さえる
梅雨明けは、同じように雨漏りに気づいたオーナーさんからの依頼が重なる時期です。
動き出しが早いほど、スムーズに工事の日程が組めます。今のうちから動く準備をしておくと安心です。
まとめ
梅雨に出た雨漏りやシミは、コーキングの劣化が原因であることがほとんどです。
放置すると建物のダメージが広がり、修繕費用も大きくなります。
雨の多い梅雨のあいだは工事の日程が組みにくいため、梅雨明けにすぐ動けるよう、今から準備しておくことが大切です。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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