管理会社をもっと味方にする方法|アパートオーナーが知っておきたいコミュニケーションのコツ
投稿日:2026.06.30
管理会社との関係を少し変えるだけで、物件の管理は大きく変わります。
難しいことは何もありません。日頃のちょっとした声かけが、建物を守ることにつながります。
「任せているから大丈夫」は、実はリスクです
管理会社に委託しているオーナーの多くは、月次の報告書で物件の状況を確認しています。
しかし報告書に載るのは、すでに起きたことだけです。小さな異変や入居者の微妙な変化は、報告書には現れません。
気づいたころには、対応が難しくなっているケースも少なくありません。
管理会社をうまく使っているオーナーは、報告書を待つだけでなく、自分からも声をかけています。それだけで、管理会社の動き方は変わります。
管理会社が「動きやすくなる」一言とは
管理会社は、複数の物件を同時に管理しています。オーナーからの連絡がない物件は、どうしても後回しになりがちです。
逆に言えば、オーナーから気になることを共有してもらえると、管理会社は優先度をつけやすくなります。大げさな内容でなくても構いません。
建物管理で日頃から意識しておきたいポイントについては、「建物管理で確認しておきたい3つのポイント」でも解説しています。
こんな一言を試してみてください
入居から2〜3年経ったとき
「設備の状態を一度確認してもらえますか?」と伝えるだけで、管理会社は点検のきっかけをつかめます。
設備トラブルは突然起きるように見えて、実は少しずつ劣化が進んでいます。
「修繕は突然必要になる?〜建物の劣化の進み方〜」も参考にしてみてください。
台風や大雨のあとに
「共用部や外壁、問題なかったか確認してもらえますか?」この一言で、見落としがちな箇所をチェックしてもらえます。
雨のあとは不具合が表面化しやすいタイミングです。
何もない時期にこそ
「最近、入居者の様子で気になることはありますか?」これがいちばん効果的です。
困ったときだけ連絡する関係より、普段から声をかけられる関係の方が、管理会社も動きやすくなります。
退去を防ぐことにもつながります
管理会社との連携が取れていると、入居者の小さな不満や設備の違和感を早めにキャッチできます。
そのひと言が、退去のきっかけを未然に防ぐことにつながります。
退去後の対応については手間もコストもかかります。「退去後の点検と対応」でも詳しく触れていますので、あわせてご覧ください。
よくあるご質問
Q. どのくらいの頻度で管理会社に連絡するのがいいですか?
月1回程度、何かひとつ確認する習慣をつけるだけで十分です。
定期的に連絡が来るオーナーの物件は、管理会社も意識して目を向けるようになります。
Q. 管理会社に細かく連絡すると、嫌がられませんか?
クレームや無理な要求でなければ、むしろ歓迎されます。
管理会社にとっても、オーナーの意向を把握しやすい方が仕事がしやすくなります。
まとめ
管理会社との関係は、任せるだけで完結しません。日頃からちょっとした声かけを習慣にするだけで、物件の管理はぐっと変わります。
設備の確認、雨のあとのチェック、何もない時期の一言。どれも難しいことではありません。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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